CO2削減へ物流効率化、東洋紡とサントリーが連携

東洋紡とサントリーホールディングスは二酸化炭素(CO2)排出量の削減に向け、月内から物流で連携する。隣接する両社の工場や配送センターをトラック輸送でつなぐことで、空荷のまま運ぶ区間を減らす。両社合わせて当初は年100トン、2年後に300トンのCO2削減効果を見込む。直接取引のない異業種の企業が配送の効率化で協力するのは珍しい。物流子会社の東洋紡ロジスティクス(大阪市)とサントリーロジスティクス(同)が連携する。まず愛知県の東洋紡の工場で生産した容器用フィルムを、同じ中部圏にある同社の取引先に配送。帰路では近隣のサントリーグループの拠点から飲料製品を積み込んで愛知に戻ることなどを想定している。

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20100105AT1D040A804012010.html

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