多様化する中国環境問題 京都で国際シンポ

経済発展とともに二酸化炭素（ＣＯ２）の排出量が急増する一方、太陽電池生産量で日本を追い抜くなど、環境分野でも多様化する中国。３１日、京都大（京都市）で開かれた中国の環境問題を考える国際シンポジウムでは、複雑な変遷をたどる中国の姿が報告された。シンポは３０日に引き続き開催。大阪産業大の王京浜准教授は、「中国の重工業は過度に石油と石炭に依存している」と報告。「２００５年以降、中国政府が省エネ型社会の実現を打ち出した時期と、ＣＯ２排出量が急増した時期が重なるのは極めて皮肉だ」と述べた。

http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010013101000446.html