住友スリーエムは、窓ガラスから室内に入る日差しを遮断する機能性フィルムに、二酸化炭素(CO2)排出を排出権で削減する手法「カーボン・オフセット」を取り入れ、販売を開始した。建築材料としては初の試み。 適用したのは、窓ガラスに張る日射調整フィルム「ウインドウフィルム」の一部製品。日射の熱を抑制できるため、冷房時の電力消費の抑制につながるが、製造や輸送時に1平方メートル当たり1.18~1.29キログラムのCO2が発生するため、インドの風力発電から生まれる排出権を調達してフィルム事業のCO2を相殺し、気候変動対策認証センターによる第三者認証を取得した。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/101011/bsc1010110502009-n1.htm